新NISAで投資を始めようとすると、必ずぶつかるのが「全世界株とS&P500、どっちを買えばいいの?」という悩みですよね。
結論からいうと、初心者ならどちらを選んでも大きな失敗にはなりません。ただ、それぞれに向き・不向きがあります。この記事では、両者の違いと選び方を、実際に全世界株を毎月積み立てている私(投資歴5年以上)の視点でわかりやすく解説します。
そもそも全世界株・S&P500とは?
- 全世界株:日本を含む世界中(先進国+新興国、約50カ国・数千社)にまるごと投資。代表は「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」
- S&P500:アメリカを代表する約500社に投資。Apple やマイクロソフトなど世界的企業がずらり
ざっくり違いを比較
| 項目 | 全世界株 | S&P500 |
|---|---|---|
| 投資先 | 世界中(約50カ国) | アメリカ500社 |
| 分散 | 広い(新興国も含む) | アメリカに集中 |
| これまでの傾向 | 安定感 | 高リターン傾向※将来は不明 |
| こんな人向け | 迷いたくない/世界に分散 | 米国の成長に乗りたい |
実際に買う商品は?|代表的なファンドと信託報酬
新NISAのつみたて投資枠で買えて、初心者にも人気の代表的なファンドはこの2本です。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=通称「オルカン」|信託報酬 年0.05775%程度
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)|信託報酬 年0.09372%程度
どちらも信託報酬(保有中にかかるコスト)は年0.1%以下と業界最安水準。100万円預けても年1,000円以下しかかかりません。コスト面ではどちらを選んでもほぼ差はありません。
※手数料は変わることがあるので、最新は各運用会社の公式サイトで確認してください。
全世界株のメリット・デメリット
- ◯ これ1本で世界中に分散。どの国が伸びても取りこぼさない
- ◯ 「考えなくていい」安心感
- △ 米国だけが絶好調の局面ではS&P500に見劣りすることも
補足すると、実は全世界株も中身の約6割は米国です。なので値動きはS&P500とけっこう似ています。
S&P500のメリット・デメリット
- ◯ 世界経済を牽引する米国に集中投資
- ◯ 過去のリターンは全世界株を上回る場面が多かった
- △ 米国一国に集中するリスク。米国が長期低迷すると影響が直撃
新NISAは「クレカ積立」でポイントも貯まる
意外と知られていませんが、ネット証券では毎月の積立をクレジットカード払いにすると、積立額に応じてポイントが貯まります。
たとえば月5万円を積み立てれば、それだけで年間数千ポイント。同じ投資をするなら、ポイント分だけ確実にお得です。新NISAを始めるなら、クレカ積立に対応した証券会社&カードの組み合わせで始めるのがおすすめです。
結局、初心者はどっちを選べばいい?
- 「迷いたくない・ほったらかしたい」→ 全世界株
- 「米国の成長を信じる・リターン重視」→ S&P500
どちらも低コストの優良インデックスです。いちばんダメなのは「迷って結局始めないこと」。まずはどちらかに決めて、少額からスタートしましょう。
私が「全世界株」を選んだ3つの理由
私自身は新NISAのつみたて投資枠で、全世界株式のインデックスファンドを毎月5万円ずつ積み立てています。なぜS&P500ではなく全世界株なのか、理由は3つあります。
① どの国が伸びるか、私には読めないから
今はアメリカが強いですが、10年後・20年後も同じとは限りません。だったら世界全体にまるごと乗っておけば、どの国が伸びても取りこぼしません。「予想しなくていい」のがラクなんです。
② 以前はFXで一喜一憂して疲れたから
実は私、以前はFXもやっていました。でも相場が気になって一日に何度もチャートを見てしまい、心がすり減ってしまったんです。その反省から、今は見なくていい・ほったらかせる全世界株に落ち着きました。
③ 低収入でも、暴落時こそ淡々と続けたいから
低収入の私にとって月5万円は決して小さくない金額です。だからこそ、相場が暴落しても「やめない・売らない」と決めて、自動積立で淡々と買い続けています。むしろ暴落は安く買えるチャンスだと考えるようにしています。
新NISAの始め方そのものは【新NISA】月1万円の少額からでもOKでくわしく解説しています。
新NISA・インデックス投資の注意点
- 短期では元本割れもある:あくまで10年・20年の長期で考える
- 余剰資金で:生活費や近く使う予定のお金は投資に回さない
- 途中でやめない:暴落で売ってしまうのが一番もったいない
まとめ
- 全世界株:世界に分散・迷いたくない人向け
- S&P500:米国集中・リターン重視の人向け
- どちらも低コストの優良ファンド。大事なのは「早く始めて、淡々と続ける」こと
低収入でも、少額でも、コツコツ続ければ資産は育ちます。まずは無理のない金額から、新NISAを始めてみてください。
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